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言葉がその人をつくる

言葉がその人をつくる

私たちが口にする言葉は、その人を形づくります。私たちは日々心や頭の中に色々な事を思い浮かべますが、その段階ではまだはっきりと意識できるレベルではありません。私たちの脳は、言葉にしてはじめてしっかりと意識することができるのです。そして人は望む望まないに関わらず、意識したことに向かって、行動を起こしていきます。つまり、言葉によってその人が形づくられていくのです。

脳って意外と単純

否定語を理解できない脳

人間の脳は、否定語を理解出来ないようになっているようです。
例えば、「ピンク色の象を想像しないでください」と言われたら頭の中にピンク色の象が浮かんできませんか?
この様に、脳は最初に聞いた言葉からイメージを始めて、ピンク色の象を脳内に浮かび上がらせます。
この後に否定されたとしても、一度想像してしまうとなかなか脳内からは消えませんよね。


伝えたいことがある場合、「~しない」という否定形を使うのではなく、して欲しい行動を肯定系で伝えると脳が正しく認識してくれます。

これは自分自身に投げかける言葉でもそうです。
達成したい目標は、「~しない」ではなく「~する」で考えてくださいね。




脳に分かってもらうためには

よく母親が子供に「危ないから走らない!」と声をかけます。
私も息子を幼稚園の送迎中、坂道でしたのではじめはよく言ってました。
でも、息子は止まることはなくドンドン走って行ってしまい、
大声で「走らない!走らな!」と言っていました。
でも走り続けます。
男の子は言うことも聞かずこんなものかな?とも思っていましたが、そうじゃなかったのです。
息子の頭の中では私の言葉で、何度も何度も「走る」ということをイメージされているのです。
それは止まるはずはないですよね。

キャリアコンサルティングを学び、言葉の重要性を知ってから
「手つないで、ゆっくり歩こうね」という声かけに変えました。
完全に走らなくなったわけではありませんが、走り出しても止まったりスピードを落として振り向いたりするようにはなりました。
手をつないて歩けるのが3歩以内。あとは止まるか走るの息子でしたが、「ゆっくり歩こうね」と何度も繰り返すうちに、段々と歩いて登園出来るようになりました。

否定語が理解できないのは大人も子供も関係なく同じようです。
脳に伝えるのには、して欲しい行動をそのまま言葉にする必要があります。

言葉に行動を支配されている

私たちは、意識的にしろ、無意識的にしろ繰り返し発せられる言葉通りになっていきます。

私はどうせダメ
何をしてもうまくいかない
運が悪い
お金がない
時間がない
もうこんな年だからムリ
才能や能力がない

このような言葉を言っていませんか?

どんな言葉を発するかはあなたの自由です。
でも何気なく普段使っている言葉が人生を作っているとしたら
人生が良くなる言葉、未来の自分自身のチカラになる言葉をを選択していったほうが、
必ず人生はよくなりますし、自分が描く理想の未来に近づいていきます。

運が良い人は、運が良くなる言葉を使い
運が悪い人は、運河悪くなる言葉を
口にしているのです。

脳は主語がない

人への悪口も脳は他人の悪口と理解しません。
脳は他人に対する思いも、自分のこととして受け取ってしまいます。

人を褒めたら、気分がよくなり
人の悪口を言うと、気分が悪くなります。
自分が発した言葉は、全て自分に跳ね返ってくるのです。

人を褒めれば褒めるほど自分も良くなっていきます。
人の幸運を祈れば祈るほど、自分も幸運になっていきます。
そして、人の悪口を言えば言うほど、自分も悪くなっていくのです。

人を呪わば穴二つ
他人に害を与えようとしたら、自分も害を受けるようになるという意味です。

言霊の国、日本。
やはり、使う言葉は選んでいきたいですね。





未来を変えるには

普段何気なく使っている言葉ですが、パワーにもなり、凶器にもなります。


言葉を変えたら、感情が変わる
感情が変われば、行動が変わる
行動が変われば、未来が変わる


言葉が意識を作り、意識が行動へと繋がっていきます。


自分にとって力になる言葉を使い、自分が目指す自分を
創り上げていってくださいね。



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